バストアップを目指す方は、まずご自身の胸周りの体やその状態をしっかりと理解することが大切です。年齢を重ねると、バストを支える筋肉が衰え、それが見た目にも現れてしまいますよね。
運動を通じてバストアップがどう実現できるのか、その仕組みを理解し、効果的なポイントを押さえて取り組んでいきましょう。
バストのサイズは人それぞれ異なりますが、誰にとっても共通しているのは「重力」の影響です。
よく耳にするクーパー靭帯は、重力による下向きの負荷で徐々に伸びていきます。
運動を始める前に、まずは下着を見直し、バストが揺れすぎず重力にしっかりと対抗できているか確認することが非常に大切です。
バストに関わる筋肉は「大胸筋」です。バストの大半は脂肪細胞で構成されており、その下に位置するのが大胸筋です。
この大胸筋が衰えると、上にあるバストにも影響が出てしまいます。
大胸筋をしっかりと使えるように体で覚え、バストアップを目指していきましょう!
特にバストに大きく関係するのが、胸の背骨である「胸椎」です。
胸椎が丸まってしまうと、バストがさらに下向きになり、重力の影響で垂れやすくなります。
長時間にわたり良い姿勢を保つか、悪い姿勢を続けるかで、時間が経つにつれてバストの垂れ具合に大きな差が出てきます。
大胸筋を鍛えることで、バストが下がるのを防ぎ、位置をキープ。ふっくらとした印象に近づけます。
巻き肩や猫背が改善されると、自然と胸が開き、スタイルもスッキリ。第一印象にも良い変化が表れます。
胸のトレーニングは背中も同時に使うため、上半身全体がほぐれやすくなり、慢性的なコリの改善にもつながります。
胸の筋肉(大胸筋)をしっかり刺激する基本のトレーニング。
女性でも無理なく行える姿勢で、バストの土台づくりにぴったり。
💡 おすすめポイント
・バストの下垂を防ぎたい
・猫背によるデコルテの影を明るくしたい方に
両手でダンベルを持ち、胸を開くように動かすことで
バスト全体にハリを与えるトレーニングです。
💡 おすすめポイント
・左右に広がったバストを中心に寄せたい
・胸の開きが気になる服をかっこよく着たい方に
胸の中央からしっかり押し上げて、大胸筋を引き締めていく動作。
自重トレーニングに慣れた方におすすめです。
💡 おすすめポイント
・しっかり鍛えてバストラインにボリュームを出したい
・ノースリーブや水着をかっこよく着こなしたい方に
マシンを使って立ったまま行えるトレーニング。
引く動作と戻す動作の両方で、胸の内側に効かせることができます。
💡 おすすめポイント
・デコルテにふっくら感がほしい
・バストにメリハリをつけたい方に
上半身を斜めにすることで、胸の上部(大胸筋上部)にしっかり効かせられる種目。
デコルテに丸みを持たせるのにぴったり。
💡 おすすめポイント:
・鎖骨まわりにボリュームがほしい方
・胸元が開いた服を着たときの立体感を出したい方に
手をダイヤの形に置いて行うことで、バストの内側や中央に効きやすいトレーニング。
内側にボリュームを寄せたい方におすすめ。
💡 おすすめポイント
・バストに“谷間感”を出したい
・筋力に自信がなくても取り組みやすい動き